鎌倉市議会2月定例会は20日未明に閉会した。崩落の危険や工法決定の遅れなどから、約6年にわたり通行止めが続くJR北鎌倉駅脇の素掘りトンネルについて、早期の通行再開を求める決議案を全会一致で可決した。決議は「生活道路を奪われ、車の往来が激しい県道を迂回(うかい)している地域住民は我慢の限界」とし、市側に通行再開に最善を尽くすよう求める内容。
会期中に2021年度一般会計当初予算案など市提出の計43議案を可決・同意、議員提出の決議案3件を可決した。会期は19日までの予定だったが、審議が長引き、延会手続きを経て20日未明に閉会した。