6年通行禁止の北鎌倉トンネル 鎌倉市議会、早期の通行再開求める決議案を可決

通行禁止前の北鎌倉トンネル(2014年撮影、市提供)

 鎌倉市議会2月定例会は20日未明に閉会した。崩落の危険や工法決定の遅れなどから、約6年にわたり通行止めが続くJR北鎌倉駅脇の素掘りトンネルについて、早期の通行再開を求める決議案を全会一致で可決した。決議は「生活道路を奪われ、車の往来が激しい県道を迂回(うかい)している地域住民は我慢の限界」とし、市側に通行再開に最善を尽くすよう求める内容。

 会期中に2021年度一般会計当初予算案など市提出の計43議案を可決・同意、議員提出の決議案3件を可決した。会期は19日までの予定だったが、審議が長引き、延会手続きを経て20日未明に閉会した。

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