【京浜盃】3番人気のチサットが一線級をねじ伏せる会心Ⅴ 転入後3連勝で初タイトル

転入後3連勝で京浜盃を制したチサット

大井競馬場で24日に行われた南関東3歳3冠の前哨戦・SⅡ京浜盃(ダート1700メートル)は3番人気のチサット(牡、大井・佐宗応)が差し切り、南関東に転入後3連勝で初タイトルを手に入れた。なお、単勝1・7倍の断然人気に推された5戦無敗の2歳王者アランバローズは出遅れる不利が大きく9着に沈んだ。勝ち時計は1分46秒8(稍重)。

一線級をねじ伏せる会心Vに笹川翼は「前走の勝ち時計が良かったし、いい勝負になると思ったが、予想と違う展開で厳しい競馬だった。脚の使いどころが難しいが、力はあるし、今日の乗り方ができれば楽しみ」とSⅠ羽田盃(4月29日=大井1800メートル)へ意欲を見せていた。

2着=イグナイター・矢野貴騎手「手探りだったし、操縦性が悪くて早め先頭に立ったが、強気に乗ってこの競馬だから力はある」

3着=マカベウス・真島大騎手「乗りやすい。休み明けで反応がいまひとつだったが、次は良くなる」

4着=トランセンデンス・森泰斗騎手「トモを滑らせたのは残念だが、よく差してきているし、メドの立つ内容」

5着=ランリョウオー・本橋孝騎手「疲れがあるのかな。思い通りの競馬はできたが、手前を替えるのに苦労していた」

9着=アランバローズ・左海誠騎手「スタートで後手に回ったし、砂をかぶってずっと嫌々していた」

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