高級食パン専門店「ゴメンねエアポート」  大村にオープン ベーカリープロデューサー・岸本氏監修

高級食パン専門店「ゴメンねエアポート」をPRする岸本さん(右)と針本さん=大村市協和町

 ベーカリープロデューサーの岸本拓也さん(45)が手掛ける高級食パン専門店「ゴメンねエアポート」が27日、長崎県大村市協和町にオープンする。24日は岸本さんが同店を訪れ、店名に込めた思いなどを語った。
 岸本さんは東京や北海道、鹿児島などで高級食パン専門店をプロデュース。「考えた人すごいわ」「偉大なる発明」など特徴的な店名で知られ、ゴメンねエアポートはオーナーの針本恵子さん(40)の依頼を受け手掛けた。
 販売する食パンは、プレーンの「出発の朝」(864円)とレーズン入りの「飛び出すレーズン」(1058円)の2種類。国産バターや喜界島産の粗糖を使用しており、塩みの強い五島灘の塩を加えることでコクのある甘みを引き立てているという。
 岸本さんは「海上にある長崎空港は独自の風格があり、一番好きな空港。大村のシンボルである空港に負けないくらいのスポットとして市民に親しまれれば」と述べた。結婚を機に大村に移住したという針本さんは「子育てをしながらの挑戦だが、新型コロナウイルス禍の中、大村に元気を発信していきたい」と意気込みを語った。
 営業時間は午前10時~午後6時(パンが無くなり次第終了)。火曜定休。同店(電0957.56.9546)。

 


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