プロ9年目にして初の開幕投手を任された中日・福谷浩司投手(30)がまさかの背信投球だ。
26日の広島戦(マツダ)に先発し、5回を6安打4失点で降板。開幕戦で自身の初白星ゲットとはならなかった。
立ち上がりから制球が定まらない。初回一死一塁で3番・西川に先制2ランを被弾。真ん中へ甘く入ったスライダーを右翼席へ運ばれた。2回には二死満塁で菊池涼に左前へ2点適時打を浴びて、いきなり序盤に計4失点を喫してしまった。
3回以降からは立ち直ったが「立ち上がりで菊池涼選手、西川選手にうまく打たれて、自分の流れにもっていくことができませんでした」と猛省。次回登板で巻き返すしかない。