【日経賞】ウインマリリンが重賞2勝目 ガッツポーズの横山武「自然と出てしまいました」

日経賞を勝ったウインマリリン(左)

古馬長距離GⅡ、日経賞(芝内2500メートル)が27日、中山競馬場で行われ、横山武史騎手騎乗の4番人気ウインマリリン(牝4・手塚厩舎)が直線早めに抜け出して押し切った。2着に1番人気のカレンブーケドール、3着に2番人気のワールドプレミアが入った。

ゴール後にガッツポーズを見せた横山武史騎手は「初めて重賞(20年・GⅡフローラS)を勝たせてもらった馬ですが、最近はいい騎乗ができていなかったので、(ポーズが)自然と出てしまいました。久々にいい競馬ができましたし、今後もいいレースができれば」と満面の笑み。

一方の手塚調教師は「前走(AJCC6着)は道悪がこたえましたし、暖かくなって馬の状態も良くなってきていましたからね。斤量など恵まれた面もありましたが、GⅠの常連に先着できたのは良かった。今回はしっかりつくってきたので、次走は馬の様子を見ながら考えます」と今後の見通しを語った。

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