【センバツ】福岡大大濠の川本主将が東海大相模戦に意欲 「ベスト8になるために甲子園に来たわけではない」

福岡大大濠・八木啓伸監督

福岡大大濠(福岡)がベスト8の「壁」突破を誓った。

東海大相模(神奈川)との準々決勝が雨天順延となり、甲子園での室内練習を終えた八木啓伸監督は「相模さんは全国優勝経験もある強豪校。まずは向かっていけるよう、気持ちで引かないようにしたい。ウチのパターンの先制、先行し、僅差でゲームをモノにできたら」と気を引き締めた。

チームは過去に春4度、夏に3度出場しているが、ベスト8が最高成績。初の4強入りについて指揮官は「歴史を塗り替えてもらいたい。機会がめぐってきたのでぜひ乗り越えたい」と力を込め、主将の川本康平内野手(3年)も「ベスト8になるために甲子園に来たわけではない。それ以上を達成するために頑張る。相手の学校名で勝負するわけではない。9回トータルで勝つ」と意気込んだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社