２８日の中山競馬場で行われた古馬ダートＧⅢ、第２８回マーチステークス（１８００メートル）は、石橋脩騎手騎乗の６番人気レピアーウィット（牡６・堀）が３番手から残り１ハロン過ぎに先頭に躍り出て、そのまま後続を振り切った。
単オッズ１・４倍の圧倒的人気だったアメリカンシード（牡４・藤岡）は、逃げて圧勝した前走（アレキサンドライトＳ）とは違って、中団追走を余儀なくされ、３角ですでに手応えが悪化し、２秒８差の１４着に大敗。ルメール騎手は「道中で落鉄してしまいました。ペースも速くて前へ行けず、砂をかぶって頭を上げていました」と二つの敗因を挙げた。
