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長崎地方気象台は30日、県内で黄砂を観測したと発表した。観測は2日連続で、31日にかけて飛来するとして注意を呼び掛けている。また、県は微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が上昇しているとして壱岐地区に注意喚起を発表した。
同気象台によると、湿度が高く、もやがかかった上に黄砂が飛来し、水平方向で見通しが利く距離「視程」が長崎市で5キロまで低下した。同気象台は引き続き、洗濯物などへの黄砂の付着や交通機関への影響に注意を呼び掛けている。
壱岐地区のPM2.5は午前7時までの3時間平均値が1立方メートル当たり92マイクログラムとなった。国の指針値を超える可能性があるとして、県は29日の対馬地区に続いて2日連続で注意喚起を発表。不要不急の外出を控えるよう促している。