今夏の去就が注目されるドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)が、スペインクラブ移籍へ準備を着々と進めている。
ハーランドを巡っては、スペイン1部レアル・マドリード、同1部バルセロナ、イングランドプレミアリーグのマンチェスター・シティ、同マンチェスター・ユナイテッドなどのビッグクラブが今夏の獲得を目指して争奪戦を展開している。
そんな中、スペインメディア「デポルテス・クアトロ」によると、ハーランドはスペイン南部のマルベーリャに自宅を購入し、すでに家族が住んでいるという。その上でドルトムントに対して今オフの退団意思とスペインの自宅購入をすでに伝えたとした。
これで本人がスペインでのプレーを望んでいる証拠となり得るが、マルベーリャはマドリードやバルセロナとは決して近いわけではない。それだけに、同メディアはスペインクラブ希望としたものの、どちらかに決めたかには言及していない。
移籍金は1億8000万ユーロ(約230億円)と言われているが、ドルトムントはさらなるつり上げを画策。Rマドリードやバルセロナでも簡単に交渉を進められる案件ではない。果たして〝ノルウェーの怪物〟は希望のクラブへ移籍できるか。