PS3、PSVitaのダウンロード販売終了で転売ヤー暗躍?

転売ヤーが動きだす? ソニー・インタラクティブエンタテインメントは先日、プレイステーション3(PS3)と携帯ゲーム機プレイステーションVita(PSVita)でのデジタル向けコンテンツの新規購入を終了すると発表した。PS3やPSVitaではゲームをダウンロードして購入することができたが、それができなくなる。

PS3は7月2日で、PSVitaは8月27日で終了となる。すでに購入したものについてはその後も再ダウンロードは可能だ。PS3は2006年発売、PSVitaは11年発売だけに、多くのゲームファンが嘆いている。

ツイッターでは「えー、まだやってるのに」「大変お世話になりました。いろいろなゲームのおかげで楽しい思い出がたくさんできました」「いろいろ追加で買い漁っておかないとな」とサービス終了を惜しむ声がいっぱい。

これにより一体何が起きるか。ゲームマニアは「ダウンロードで購入できたゲームにはPS1やPSPなど旧世代のゲームもたくさんありました。それらが安い価格で買えたのでとても貴重でした。で、それらがもうダウンロード購入できなくなるわけです。そうなるとそれらのゲームを遊びたいと思った場合、パッケージ版を中古で買わないともう遊べないのです」と指摘した。

サービス終了後に未購入のソフトを遊ぼうと思ったらパッケージ版しか選択肢がないわけだ。つまり、パッケージ版が貴重になり、中古市場で価格が高くなると予想される。「おそらく一部のソフトは転売ヤーにより買い占められるのではないか。今後はパッケージ版が高騰していくと思いますよ」(前出のゲームマニア)

もちろんすべてのタイトルが値上がりするわけではない。過去に遊んだソフトが自宅にある人は思わぬ“宝”になるかも!?

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