高級食パン「銀座に志かわ」7日オープン 大村に長崎県内初

独自のアルカリイオン水を使った「水にこだわる高級食パン」をPRする高橋社長=大村市、銀座に志かわ長崎大村店

 高級食パン専門店の全国チェーン「銀座に志かわ」は7日、長崎県大村市西本町に県内初出店する。独自開発の水を使った商品を売り込み、展開エリアの拡大も視野に入れる。
 同社は2018年9月以降、東京・銀座を皮切りに全国展開。長崎大村店は98店舗目となり、店内で粉から製造する。
 販売するのは「水にこだわる高級食パン」(864円)。食材のうま味を引き出すアルカリイオン水はパンに不向きとされてきたが、独自に研究。カナダ産最高級小麦粉や北海道産生クリームなど素材を生かし、柔らかく甘みのある食パンに仕上げるという。1日約500本、予約と店頭で半数ずつ販売する。
 2日の内覧会に出席した高橋仁志社長は「人口が増加傾向にある大村市は高級食パンの激戦区だが、諫早市などを含め商圏が大きいので出店を決めた。予約は受け付け開始から5日間で3千本。かなりの手応えを感じている」と話し、長崎市や佐世保市での展開も検討する考えを示した。
 営業時間は午前10時~午後6時(売り切れ次第終了)。不定休。同店(電0957.46.5541)。


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