蛎原川に白鳥の親子

 ◎…宮崎市郡司分の蠣原(かきはら)川でコブハクチョウのつがいが子育てに奮闘している=写真。ひな3羽が懸命に水面をかく姿が愛らしく、地域の住民たちが大切に見守っている。
 ◎…住民によると、2組のつがいがいて、このうち1組が川岸の巣で1カ月ほど抱卵して3月末にひながかえった。ひなたちは足をバタバタと動かして必死に親に付いて回っている。
 ◎…県総合博物館によると、巣立つまで約3カ月かかるという。「攻撃される恐れもあるので近づいたり、餌をやったりしないで」と家庭に波風を立てないよう呼び掛けている。

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