だいやエコクラブが環境大臣賞 アピール力、発展性など評価 全国エコ活コンクール壁新聞部門

環境大臣賞を受賞した「だいやエコクラブ」の黒田美也さん(右)と藍美さん=佐世保市役所

 長崎県佐世保市の「だいやエコクラブ」が、2020年度こどもエコクラブ「全国エコ活コンクール壁新聞部門」で最高賞の環境大臣賞に選ばれた。地球温暖化防止をテーマにまとめ、アピール力や表現性、発展性などが評価された。
 コンクールは、子どもたちが日ごろのエコ活動の内容を壁新聞にまとめて全国に発信することを目的に開催。全国から113点の応募があった。
 だいやエコクラブは、九州文化学園中3年、黒田美也さん(14)と妹で市立祇園小6年、藍美さん(11)を中心に3、4年前から活動している。壁新聞「こどもサスティナブル新聞2020」では「気候変動待ったなし」と指摘し、地球温暖化の原因や影響をグラフを使って解説。地球温暖化防止策として取り組んだグリーンカーテンなどについても写真を使って紹介し、インパクトある新聞に仕上げた。
 美也さんと藍美さんらは5日、佐世保市役所に朝長則男市長を訪ね、受賞を報告。美也さんは「周りを巻き込みながら啓発していきたい」と話した。

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