【阪神牝馬S】デゼルが末脚爆発で重賞初V 川田「しっかり自分の脚を使ってくれた」

デゼルがまとめて差し切った

GⅠヴィクトリアマイルの前哨戦、GⅡ阪神牝馬ステークス(10日=4歳以上、阪神競馬場芝外1600メートル)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気デゼル(4歳・友道厩舎)が、直線外から差し切って勝利。デビュー3戦目の初重賞挑戦だった昨年のGⅠオークスでも2番人気(11着)に支持されたほどの逸材が、ようやく真価を見せ、重賞初Vを決めた。2着に2番人気マジックキャッスル、3着には8番人気ドナウデルタが入った。

これが、今年のJRA重賞早くも8勝目となった川田騎手は「しまいがいいのは分かっていましたので、その部分を大事に乗りました。しっかり自分の脚を使ってくれましたね」と振り返った。

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