横浜・山下公園に花壇の彩り 造園業者ら丹精尽くした作品

丹精尽くした作品が並ぶ「花壇展」=横浜市中区の山下公園

 横浜市中区の山下公園で、市内造園業者らの意匠を凝らした作品を集めた「花壇展」が開かれている。5月5日まで。同展は、同区内で開かれている「よこはま花と緑のスプリングフェア」の一環で、同フェア運営委員会主催。

 山下公園には市造園協会会員とJA横浜が丹精尽くして作った20区画の花壇が一直線に展示されている。ペチュニア、バラ、ルピナスなど色鮮やかな花々とともに、和風、洋風、さまざまな趣向の空間が広がる。人気投票も4月11日まで実施されている。

 スプリングフェアのメイン会場、横浜公園ではチューリップが色とりどりの花を咲かせ、間伐材などを使った物品の販売や恒例のチューリップの人気投票も行われている。横浜産貿ホールでは、市内の園芸愛好家団体が育てた花や緑の作品も展示されている。

 事務局の市緑の協会は「各会場を巡りながら、花を満喫できる横浜の春の風物詩を楽しんでもらえれば」と話している。

 花壇展以外の催しは、4月11日まで。いずれも入場無料。問い合わせは、緑の協会電話045(228)9430。

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