シーズン終盤に離脱者続出のアトレティコ…シメオネは固い意志を貫く「抵抗していく。今の社会と同じように」

 アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、リーグ優勝争いに向け抵抗していくと伝えた。

アトレティコがドローで2試合勝利なし…J・フェリックスやトリッピアーが負傷する緊急事態

 ラ・リーガ第30節でレアル・ベティスと対戦したアトレティコは、ヤニック・カラスコが今シーズンクラブ最速の4分36秒でゴールをゲット。しかし20分に同点弾を喫し、最終スコア1-1で引き分けに終わり辛うじて勝ち点1を獲得した。今試合では試合前にトマ・レマール、後半にはジョアン・フェリックスやキーラン・トリッピアーが負傷交代となってしまい、シーズン終盤に野戦病院状態に。バルセロナやレアル・マドリードから猛追を受ける中、シメオネ監督はタイトルレースに言及した。

熾烈なタイトル争いを演じる首位アトレティコ…シメオネ監督「2体のモンスターが後ろにいる」

「後半私たちはとても苦しかった。しかし、私には全てを捧げる選手たちがいる。今は抵抗の時を迎えている。レジスト、それは私たちにとって魅力的な言葉だ。この困難な時代に社会全体がそうであるように、私たちは抵抗していくんだ。何が起きるかは分からない。どのチームにもイレギュラーな瞬間はあるが、今日のドローで困難が過ぎ去ることを願う。レアルやバルサが復調し始めている中で、私たちは力強くステップを維持している。どうなるか様子を見てみよう」。

シメオネがタイトル争いに言及 Photo Quality Sport Images

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