12年ぶりの選挙戦!宇佐市長選は新人と現職の一騎打ち!

4月11日に告示された宇佐市長選には、新人の後藤竜也(ごとう・たつや)氏(45)、現職の是永修治(これなが・しゅうじ)氏(65)の無所属2名が立候補しました。投開票は4月18日に行われます。

12年振りの選挙戦となった今回は是永市政の是非、地域振興策などが主な争点と考えられます。

大型公共施設の予算を見直し、当初予算の1%を市民提案枠に

後藤氏は宇佐市生まれ、青山学院大学経済学部卒業、ニューヨーク大学中退。有限会社後藤代表取締役、宇佐商工会議所青年部副会長等を経て、2011年から宇佐市議を3期連続で務めました。

後藤氏は以下の政策を掲げました。

01 新しいチャレンジ
・18歳以下の医療費を無料
・出産祝い金の大幅増額(第2子まで10万、第3子50万、第4子以降100万)
・当初予算の1%を市民提案枠に
・市長直属の活性化チーム創設
・デジタル市民枠創設(関係人口アップ)

02 課題を解決
・グリーンパークうさ問題の早期解決
・予算の見直し。作るべきは作り、削るものは削ることで、財政の健全化に努める
・空き家対策事業の推進
・両院地域、周辺地域の活性化対策推進
・実情にあった地域公共交通の構築

03 住みやすい街に
・市営スポーツ施設(ジム)の整備、憩いの場(温浴施設等)整備
・買い物環境の整備(ショッピングモール誘致、市外への流出ストップ)
・教育環境の充実(IT化推進、学校施設整備、誘致)
・都市計画の見直しで各地域に特色を
・安心安全の街づくり(防犯灯、防犯カメラの設置推進等)

04 活気あふれる街に
・IT企業も含めた幅広い分野の企業を積極的誘致、雇用の確保
・1次産業(漁業、農業、林業、畜産業)を元気に。持続可能な振興策
・商工業が元気な街に(起業、事業継承支援、イベントサポート)
・宇佐神宮を核とした観光施策の充実
・地場産品を市外・県外へ(サポートの充実)

05 守る
・自主財源の確保、ふるさと納税をまず5億へ
・災害時避難拠点の整備、防災減災事業の推進
・医師会との連携強化、感染症対策、地域医療体制を持続可能に
ムダをカット。市有財産の積極的活用(売却、貸出、ネーミングライツ)
・伝統行事、歴史、祭りを次世代へ残す活動をサポート

06 誇れる街・宇佐へ
・あらゆる媒体(SNS、YouTube等)を使った宇佐市の積極的PR
・シティセールスによりUSAブランド(地場産品、地域資源)を全国区に
・郷土史について学びを深める
・いつまでも活躍できる街へ(高齢者雇用、シニア世代の社会参加支援)
・女性活躍推進。皆が輝ける宇佐へ

 

地域でまちづくりを進め、宇佐市全体を盛り上げたい

是永氏は立命館大学卒業。大分県教育庁義務教育課管理監、中津市副市長を歴任しました。2009年の宇佐市長選に初当選、以降3期連続当選しました。今回は4期目への挑戦となります。

是永氏は以下の政策を掲げました。

・新型コロナ対策や大規模災害対策の実施
・地域の特色を生かしたまちづくり
・農地整備事業の推進
・医療費助成を高校生にも拡大

 

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