【笠松競馬】馬券購入の元騎手、調教師ら4人に罰金処分 競馬界から永久追放

笠松競馬場

笠松競馬所属の騎手、調教師らによる馬券購入が発覚した問題で21日、関係者の処分が発表された。

最も重い処分が下されたのは19日に罰金の略式命令が下った元騎手、調教師4人。事実上、競馬界からの永久追放となる競馬関与禁止となった。処分は現役の騎手、調教師にも及びまずは大ナタを振るった格好だが、待っているのはイバラの道だ。

現役では、調教師3人が2~5年の競馬関与停止。また、6か月から最大5年の競馬関与停止が下された騎手5人のうち2人については公訴時効が成立しておらず、別途刑事告発を行うとしている。

今後は再開に向けて、管理者に岐阜県の副知事を迎えるほか、外部委員による運営監視委員会を設置するなど、公正確保に向け態勢を強化するとしているが、信用回復にはなお時間がかかりそうだ。

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