太平洋に面する港町。石巻市長選は新人4人の争い!

4月18日に告示された石巻市長選には、長純一(ちょう・じゅんいち)氏(54)、勝沼栄明(かつぬま・しげあき)氏(46)、阿部和芳(あべ・かずよし)氏(61)、齋藤正美(さいとう・まさみ)氏(66)の無所属新人の4名が立候補しました。投開票は4月25日に行われます。

3期12年務めた現職の亀山紘氏が引退し、新人4名の争いとなった今回は亀山市政継承の是非、新型コロナウイルス対策、ポスト復興のまちづくりのあり方などが主な争点と考えられます。

医師ならではの政策で、石巻のいのちを守る・つなぐ・輝く

長氏は東京都生まれ、信州大学医学部卒業。長野県厚生連の佐久総合病院に勤務しました。東日本大震災後、医療救護で訪れた石巻市で医療従事を決意し、石巻市立病院開成仮診療所に就職。市包括ケアセンター長、雄勝診療所長を務めました。

長氏は以下の政策を掲げました。

 

国道108号線・市立図書館等の整備や県立武道館の誘致を

勝沼氏は北海道生まれ、横浜市育ち、北海道大学医学部卒業。北海道大学病院形成外科勤務を経て、2012年および2014年の衆院選に比例代表で当選しました。2017年も衆院選に立候補するも落選しました。

勝沼氏は以下の政策を掲げました。

市民の健康を守る医療政策と、地場産業や観光振興で経済の立て直しを

阿部氏は石巻市出身、千葉商科大学商学部経済学科卒業。石卷市東部漁業協同組合勤務を経て、2000年の石巻市議選に初当選。以降5期連続当選しました。4期目の任期中に辞職し、2013年の石巻市長選に立候補し落選。2017年も同選挙に立候補しました。2018年の石巻市議選に5度目の当選。石巻市長選は今回で3度目の挑戦となります。

阿部氏は以下の政策を掲げました。

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6つの「突破」を実行し、活気に充ちた誇れる石巻を

齋藤氏は石巻市生まれ、日本大学工学部建築学科卒業。1984年から石巻市議を1期務め、1987年の宮城県議選に初当選。以降4期16年務めました。2003年・2005年・2009年の衆院選に立候補するも落選し、2011年に宮城県議選に5度目の当選。2015年・2019年にも合繊し、宮城県議を通算7期務めました。

齋藤氏は以下の政策を掲げました。

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