パドレスが守り勝ち 明日はダルビッシュ対カーショウ

【パドレス3-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

今季最大の注目カードであるパドレス対ドジャースの4連戦が日本時間4月23日にスタート。ドジャースが2勝1敗で勝ち越した前回の3連戦はサンディエゴのペトコ・パークで行われたが、今回の4連戦はロサンゼルスのドジャー・スタジアムが舞台となる。パドレスは1点リードの8回裏に一死満塁のピンチを4-6-3の併殺で脱出。9回裏はクローザーのマーク・マランソンが3者三振で締めくくり、4連戦の初戦を制した。

パドレスがライアン・ウェザース、ドジャースがウォーカー・ビューラーの先発で始まった一戦は、4回表一死2塁からマニー・マチャドのタイムリーでパドレスが先制。6回表にはトレント・グリシャムに4号ソロが飛び出し、リードを2点に広げた。ドジャースは6回裏二死1・2塁のチャンスでマックス・マンシーが空振り三振に倒れ、無得点に終わったが、7回裏にパドレス3番手のエミリオ・パガーンからAJ・ポロックが1号ソロ、シェルドン・ノイジーが1号ソロと2者連続アーチを放って同点。ノイジーは記念すべきメジャー初本塁打となった。

直後の8回表、パドレスはドジャース2番手のブレイク・トライネンから無死1・3塁のチャンスを作り、フェルナンド・タティスJr.の併殺打の間に勝ち越しに成功。その裏、ドジャースも無死2・3塁のチャンスを作り、マンシーのセカンドゴロとポロックの敬遠で一死満塁となったが、ノイジーが放った痛烈な打球を二塁のジェイク・クロネンワースが好捕し、パドレスは4-6-3の併殺でピンチを切り抜けた。

前回の3連戦を含め、この両チームが対戦した今季の4試合はすべて僅差で終盤を迎える熱戦となっている。レギュラーシーズンでは直接対決が15試合残っているが、今後も白熱した戦いが繰り広げられることは間違いない。なお、明日の試合ではパドレスのダルビッシュ有とドジャースのクレイトン・カーショウが再び投げ合う予定だ。

© MLB Advanced Media, LP.