父の記念日にタティスJr.が2発 ダルビッシュは2勝目

【パドレス6-1ドジャース】@ドジャー・スタジアム

1999年4月23日、ドジャー・スタジアムでフェルナンド・タティス(カージナルス)が1イニング2満塁本塁打というメジャー史上唯一の快挙を成し遂げてから22年。同じ日に、同じ球場で、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)がドジャース先発のクレイトン・カーショウから2打席連続アーチを放ち、チームを勝利に導いた。パドレス先発のダルビッシュ有は7回96球で被安打4、奪三振9、与四球3、失点1の好投。カーショウとの投げ合いを制し、今季2勝目(1敗、防御率2.27)をマークした。

タティスJr.は1対1の同点で迎えた3回表に3号勝ち越しソロを放つと、5回表には2打席連発となる4号ソロ。同じ日に同じ球場で1試合複数本塁打を記録したのはタティス父子が史上唯一であり、また、4月23日(現地時間)にドジャー・スタジアムで行われた試合で1試合複数本塁打を記録した選手はタティス父子の2人だけである。4月23日は「タティスの日」と呼んでも差し支えないだろう。

ダルビッシュは初回にムーキー・ベッツの二塁打から一死1・3塁のピンチを招き、マックス・マンシーのタイムリーで先制を許したが、その後は立ち直り、安定したピッチングを展開。6回裏にはドジャース打線の中軸を3者三振に仕留めた。7回裏一死1・2塁のピンチも後続2人をしっかり抑え、7回4安打1失点の好投。8回裏は2番手のドリュー・ポメランツ、9回裏は3番手のニック・ラミレスが三者凡退に抑え、パドレスはドジャースに6対1で快勝した。

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