IR誘致へ人材育成を 長崎県など4者 拠点づくりで準備会

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Zoomを使って開かれた国際観光人材育成コンソーシアムの準備会=佐世保市、長崎国際大(同大提供)

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を見据え、国際観光人材の育成を促進するコンソーシアム(共同事業体)を発足させるため、長崎国際大と県立大、県、佐世保市の4者は26日までに準備会を設置した。行政と教育機関が連携し、育成の拠点づくりを目指す。
 県は、佐世保市のハウステンボス(HTB)へのIR誘致を推進。国内有数のMICE(コンベンション)施設やホテルなどが含まれるため、近隣の長崎国際大などと優秀な人材の確保を図る。
 準備会の初会合は23日にビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い非公開で開催。4者の担当者ら約20人が出席した。県によると、長崎国際大国際観光学科長の井上英也教授を座長に選任。HTBへの誘致が決定した後にコンソーシアムを正式に発足させる方針を確認した。国は2020年代後半のIR開業を目指している。
 準備会は今後、組織体制や人材育成プログラムの方向性などを協議する予定。出席者からは「九州のほかの教育機関との連携も視野に取り組みを進めるべき」といった意見が出た。