【WWE】WWE王座戦は王者ラシュリーにマッキンタイアとストローマンが挑むトリプルスレッド戦に

ブラウン・ストローマン(上)がドリュー・マッキンタイアをパワースラムで沈め、WWE王座戦に加わった(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州タンパ26日(日本時間27日)発】WWEのロウ大会が配信され、次回PPV大会「レッスルマニア・バックラッシュ」(5月16日)のWWE王座戦は、王者ボビー・ラシュリー(44)と元王者ドリュー・マッキンタイア(35)に“巨獣”ブラウン・ストローマン(37)を加えたトリプルスレッド戦に緊急変更となった。

元王者は先週大会でストローマンと奇妙な共闘態勢に入っていた。この日も挑戦権について口論した後、元破壊集団「レトリビューション」のTバー&メイスと1対2ハンディ戦に臨んだ巨獣を救出した。

ハンディ戦が反則裁定に終わると急きょタッグ戦に移行。マッキンタイアは巨獣をアシストしつつ奮闘したが、場外ラリアートが巨獣を誤爆してしまい、元破壊集団のリングアウト勝ちとなってしまった。

思わぬ結末に怒れるストローマンは、敗戦後に元王者をパワースラムで沈めて大荒れ。アダム・ピアース・プロデューサー(42)にマッキンタイアとの対戦を要求。自分が勝てば、次回PPV大会での王座戦はトリプルスレッド戦にするように迫った。

結局、メインで両雄が激突。巨獣は実にこの日、3試合目だ。お互いに小細工なしで正面衝突するも、5分過ぎから王者とマネジャーのMVP(47)がリングサイドで観戦を始める。

それでも正統派の元王者はフロントスープレックスで巨獣を投げ捨ててダイビングカッターを決める。だが必殺のクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)をパワーボムで返され、逆に雪崩式脳天砕きを浴びる。ここでトリプルスレッド戦を回避したい王者が乱入するも、マッキンタイアが排除、しかしTバー&メイスまで乱入し、その隙に巨獣がランニングパワースラムで3カウントを奪った。

この結果、PPV大会の王座戦は3人によるトリプルスレッド戦に変更となった。

「レッスルマニア・バックラッシュ」は日本時間5月17日、WWEネットワークで配信される。

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