グラスナウ好投でレイズ完封勝利 筒香3三振で途中交代

【アスレチックス0-2レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズはエースのタイラー・グラスナウが何度かピンチを背負いながらも要所を締め、7回97球を投げて被安打5、奪三振10、与四球2、失点0の好投。2番手のジェフリー・スプリングス、3番手のディエゴ・カスティーヨもアスレチックス打線を無得点に抑え、2対0で完封勝利を収めた。アスレチックスは先発のコール・アービンが6回7安打2失点と力投したが、打線が援護できず。1点差で敗れた前日に続いて接戦を落とした。

グラスナウは2回表二死1・2塁のピンチでアラミス・ガルシアを見逃し三振に仕留めると、3回表は先頭のマーク・キャナに四球を与えたものの、マット・オルソンを併殺打に打ち取ってピンチ拡大を未然に阻止。5回表には3者三振を奪い、6回表二死2・3塁の場面ではセス・ブラウンをショートゴロに打ち取ってピンチを脱した。7回表は三者凡退に抑え、結果的には7回無失点。7回表先頭のトニー・ケンプから奪った空振り三振で今季3度目の2ケタ奪三振も達成した。

レイズの筒香嘉智は「7番・一塁」でスタメン出場したものの、左腕アービンの巧みなピッチングに苦戦。2回裏の第1打席と5回裏の第2打席でともに空振り三振を喫し、2番手の右腕デオリス・ゲラと対戦した7回裏の第3打席でも空振り三振に倒れた。8回表開始時の守備交代でベンチへ退き、この日は3打数ノーヒット3三振。連続試合安打は2でストップし、今季の打率は.183、OPSは.480となった。

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