【1日】新型コロナ 長崎県内新たに計31人 幅広い世代で感染確認

新型コロナウイルス感染者の入院状況、1日発表の市町別感染者数

 県と長崎、佐世保両市は1日、県内6市2町で新たに計31人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。内訳は長崎市19人、佐世保市4人、諫早市と対馬市が各2人、大村市と西海市、西彼長与町、北松佐々町が各1人。
 長崎市によると、19人のうちクラスター(感染者集団)関連の感染者はいない。年代別では10~20代6人、30~40代4人、60代3人、70~80代6人となり、幅広い世代で感染が確認された。初発事例は8人。2週間以内に県外移動歴がある人はいないという。
 対馬市ではクラスターが発生したスナックで新たに1人の感染が確認され、同店の感染者は計9人となった。諫早市の20代男性は頭痛や下痢、西彼長与町の30代男性は発熱や関節痛の症状が現れたという。佐世保市では10代男子学生、30代女性会社員、40代と70代の自営業の女性の感染が判明した。
 一方、九州森林管理局は長崎森林管理署職員の感染を確認したと発表した。
 このほか、大村市在住の60代男性の感染が県外の検査機関で確認された。県内感染数には含まれない。

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