【WWE】WWE王座トリプルスレッド戦はマッキンタイアが大きくリード

マッキンタイアはラシュリー(下)とストローマン(左)をクレイモアでKO(2021 WWE, Inc. All Rights Reserved)

【フロリダ州タンパ3日(日本時間4日)発】WWEのロウ大会が配信され、次回PPV大会「レッスルマニア・バックラッシュ」(5月16日)のトリプルスレッドWWE王座戦で激突する王者ボビー・ラシュリー(44)が〝巨獣〟ブラウン・ストローマン(37)との前哨戦でフォール勝ちするも、乱入した元王者ドリュー・マッキンタイア(35)が王座奪取を強硬にアピールした。

王座戦はラシュリー、ストローマン、マッキンタイアのトリプルスレッド戦形式で行われる。この日の前哨戦で、王者と巨獣は駆け引きなしに正面衝突。巨獣がタックルで場外に突き落とすと、王者は得意のサブミッションで対抗する。しかし巨獣がラリアートを狙った瞬間に、マッキンタイアが登場。気を取られた巨獣は王者に背後からタックルを浴びてダウンしてしまう。

王者とマッキンタイアはリング下でにらみ合いになるも、元王者はそのまま解説席に陣取った。
試合が再開されると王者がヘッドロックに出ると、巨獣はそのまま肩車に乗せて、背後へバックフリップ。場外でランニングタックルを見舞うが、王者が身をかわして、実況席のマッキンタイアに直撃させてしまう。怒ったマッキンタイアがエプロンに立って巨獣を威嚇するスキに、ラシュリーが背後からスピアーを決めて3カウントを奪ってしまった。

怒りが収まらないマッキンタイアはクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)で王者と巨獣を蹴散らしてしまう。前哨戦は、試合が組まれなかったマッキンタイアが勝利をアピールするという意外な幕切れとなった。

「レッスルマニア・バックラッシュ」は日本時間5月17日、WWEネットワークで配信される。

© 株式会社東京スポーツ新聞社