ブレーブス先発・イノアが満塁弾 アクーニャJr.は10号

【ブレーブス6-1ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ブレーブスは先発のウアスカル・イノアが7回4安打1失点(自責点0)の好投を見せただけでなく、6回表の第3打席で2号グランドスラムを放つ大暴れ。投打にわたる活躍でチームを勝利に導いた。イノアは前回登板時にメジャー初本塁打を放っており、これで2試合連発。ブレーブスの投手が満塁本塁打を放つのは2017年のハイメ・ガルシア以来4年ぶりであり、投手による2試合連続アーチはアトランタ移転後では球団史上初の快挙となった。

ブレーブス先発のイノア、ナショナルズ先発のジョー・ロスの好投により4回まで両軍無得点となった一戦は、5回表にブレーブスがロナルド・アクーニャJr.の10号ソロで先制。アクーニャJr.はこの一発で今季10号メジャー一番乗りとなった。6回表一死2塁となったところでナショナルズは2番手のタナー・レイニーを投入したが、ブレーブスは二死1・2塁からウィリアム・コントレラスのタイムリーで2点目。さらに二死満塁とチャンスが広がり、イノアがセンターへ2号グランドスラムを叩き込んだ。

イノアは7回裏にエラー絡みでピンチを招き、カイル・シュワーバーのショートゴロの間に1点を失ったものの、7回4安打1失点(自責点0)の好投で今季3勝目(1敗)をマーク。なお、ブレーブスの投手による2試合連続アーチはまだミルウォーキーを本拠地としていた1961年6月にルー・バーデットとウォーレン・スパーンの2人が記録して以来50年ぶりの快挙となっている。

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