廃棄処分の運命乗り越えて 大漁旗・餌木アクセサリー

大漁旗イヤリングなどの手作りアクセサリー

 大漁旗や釣り用の餌木(えぎ)(疑似餌(ぎじえ))などをリメークしたアクセサリーが長崎県壱岐市勝本町の壱岐イルカパーク&リゾートで販売されている。
 元ネイリストで手先が器用なスタッフの加藤美穂さん(42)が制作担当。海上で目立つ派手な大漁旗はイヤリングにすると、よく映えるという。餌木には華やかなデコレーションを施し、センスが光るキーホルダーにした。
 大漁旗は漁師から譲り受け、形が少し崩れて売れない真珠も活用。どの材料も廃棄処分される運命だったが、加藤さんの手で再び日の目を見ることに。「捨てられるはずだったものに命を吹き込んで、皆さんの手に届けばうれしい」

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