中日・高橋周が149打席目にして待望の今季1号「感触は良かったが、まさかホームランになるとは」

逆転の2点本塁打を放った高橋周

中日の高橋周平内野手(27)がついに今季初アーチを放った。

11日の阪神戦(甲子園)に「5番・三塁」で先発出場。0―1の2回無死一塁で相手先発・西勇のスライダーをフルカウントから叩くと、打球はバックスクリーンへ突き刺さる逆転2ランとなった。

実に149打席目で飛び出した今季初の一発に「打ったボールはたぶんスライダーです。甘く入ってきたボールにしっかりスイングできたと思います。先制された後、すぐに点を取れて良かったです」と自画自賛。それでも「感触は良かったけど、まさか本塁打になるとは思いませんでした」と目を白黒させた。

昨季はプロ9年目で初の大台となる打率3割をマークするも本塁打はわずか7本。今季は本塁打数の大幅アップを誓って臨んでいるが、初アーチが37試合目と出遅れてしまっただけに、ここから量産したいところだ。

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