中日・小笠原慎之介投手(23)が今季3勝目を逃した。
11日の阪神戦(甲子園)に先発し、6回5安打3失点と試合をつくり、勝ち投手の権利を持って降板した。
しかし、4―3の7回から登板したリリーフ陣が踏ん張れない。2番手・祖父江が簡単に二死を取りながら、代打・原口に内野安打を許して降板。3番手・福が近本に四球を与え、続く糸原に同点の適時打を浴びてしまった。
それでも小笠原は、2長短打を浴びるなど34球を費やして1失点を喫した初回を反省。「初回に球数を使い過ぎてしまいました。本当であればもう少し投げたかったが、最低限の仕事はできたと思う。でも、6連戦の最初の試合から早くマウンドを降りてしまい、申し訳ない」とうな垂れた。
結局、ゲームは4―4の引き分けに終わった。