巨人・ウィーラーが22試合連続安打となる逆転の2点適時二塁打〝ナイスガイ〟の一面も披露

逆転の適時二塁打を放ち、塁上で喜ぶウィーラー

巨人のゼラス・ウィーラー内野手(34)が18日の広島戦(東京ドーム)に「2番・左翼」で先発出場し、5回に逆転の2点適時二塁打を放った。これで自身の連続試合安打を「22」に伸ばした。

1点ビハインドの5回二死一、二塁の場面で相手先発・大瀬良の初球、149キロの直球をうまく捉え、フェンス直撃の右越え二塁打。試合をひっくり返し、約1か月ぶりの勝利を狙う先発・戸郷へ貴重な援護点をプレゼントした。

5回の攻撃を終えると、微笑ましいシーンも見られた。ベンチに戻る際、選手の道具類を両手に抱えながらグラウンドを奔走していたボールボーイの肩を優しくポンポンと叩き、労をねぎらった。裏方スタッフたちへの気遣いも忘れない〝ナイスガイ〟の助っ人が、その存在感をますます強めている。

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