ヴェルニー公園(横須賀市汐入町)に設置された「よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸」内にある明治期の一室を再現した部屋に、当時の暖炉の模型が整備された。市民団体「横須賀開国資料館を考える会」(山本詔一会長)からの寄付金130万円を使って作られ、市は同会に感謝状を贈った。
同会は13年ほど前に市内に資料館を設置する目的で発足し、約130人の会員が活動してきた。
しかし、資金面の理由などから実現は難しく、市内の近代化遺産を巡る「ルートミュージアム」のガイダンスセンターとして市が同邸を整備したことから、昨秋に寄付を申し出た。