創造活動で雑木伐採に挑戦 上越教育大附属小5年生 森林で林業体験

 上越教育大附属小(清水雅之校長)の5年1組33人は19日、中郷区岡沢で林業体験を行った。

 5年生は本年度の創造活動(総合学習に相当)で、「森で営む」と題してなりわいとしての林業を学んでいる。岡沢地域づくり協議会をはじめ、町内会や県上越地域振興局、地元の林業会社などの協力を得て学習を進めており、今回は初めて実際に森林に入った。

 児童たちは岡沢町内の共有地の森林に入り、雑木の伐採を体験。林業関係者からのこぎりの扱いなどを教わり、太さ数センチから10センチ程度のモミジやコナラなどを切り落とした。

林業関係者から指導を受け、雑木の伐採を体験。角度を意識しながらのこぎりを動かした

 平原舞紗さんは「学校で切った(加工された)木よりぎっしりとしていて、重さを感じる。大変だけど、達成感があった。これからの学習で、林業の人の気持ちを知っていきたい」と話していた。

 伐採体験に続き、スギの玉切りの見学やシイタケの駒打ち体験などを行った。

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