【ゴルフパートナー・プロアマ】2日目 石川遼が3位に浮上

石川遼

ゴルフの国内男子ツアー「ゴルフパートナー・プロアマ」2日目(21日、茨城・取手国際GC東西C=いずれもパー70)は大槻智春(31=真清創設)が36ホールの最少ストローク記録となる「124」(通算16アンダー)で首位。東コースを63で回った石川遼(29=CASIO)は通算11アンダーで25位から3位に浮上した。

強風に加えて時折雨が降るコンディションにも「日々フラットな感覚でやってる。オフに練習してきていて、自分の中で、風の中でやってみたいというショット」を駆使した石川は、スタートホールをボギーとしながらもその後8バーディーを奪った。

さらにグリーンが前日の西コースがコーライだったのが、この日の東コースはベントに変わるという、普通の試合ではまずない状況にも「グリーン(の芝種)が変わってもあまり意識しない。一日、一日考えていたらパットを難しくして疲れてしまう」と心がけることでストレスをためないようにしたのが功を奏した。

首位と5打差で迎える決勝ラウンドへ向けては「上位のメンバーもまだ入れ替わるだろうから、残り27ホールやって(最終日の後半の)優勝争いに入れるように」と、ジワジワ上げていく構えだ。

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