【新型コロナ】横浜市、5人に〝二重希釈〟のワクチン接種 「深くおわび」 全員を抗体検査へ

新型コロナウイルスワクチン

 横浜市は21日、緑区の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で、濃度が不足したワクチンを5人に誤って注射した可能性があると発表した。

 5人を特定できないため、同日接種を受けた365人全員の抗体検査を今後行い、体内に抗体が確認できない人に追加でワクチンを接種する。

 市によると、19日に実施した緑公会堂での集団接種で、薬剤師5人が小瓶に入ったワクチンを希釈して注射器に分ける作業を担当。その際、廃棄予定だった空に近い希釈済みワクチンの小瓶に誤ってさらに生理食塩水を注入して希釈・使用した可能性が高いという。

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