秋山が今季初長打放つもレッズ敗れる ブリュワーズ快勝

【ブリュワーズ9-4レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは今季すでに6敗(1勝)を喫しているルイス・カスティーヨが今日もピリッとせず、5回5安打5失点で降板。リリーフ陣も4点を追加され、4対9で敗れて今季ワーストの借金5となった。ブリュワーズは1番コルテン・ウォンが3安打2打点の活躍。3番クリスチャン・イェリッチと4番アビサイル・ガルシアはそれぞれ本塁打を含む2安打2打点をマークし、チームの勝利に貢献した。

ブリュワーズは主砲イェリッチに待望の今季初アーチが飛び出した。開幕から9試合に出場して打率.333をマークしながらも腰痛で故障者リスト入りしたイェリッチは、日本時間5月4日に戦列復帰したものの、1試合に出場しただけで再び戦線離脱。同19日に復帰したあとは4試合連続ノーヒットと苦しんでいたが、6回表の第4打席でセンターへのタイムリーを放ってチームの8点目を叩き出すと、9回表の第5打席ではカウント3-0からの速球を捉えてダメ押しの1号ソロを放った。

チームの外野陣が打撃好調のためベンチスタートが続いているレッズの秋山翔吾は、5回裏先頭のカスティーヨの代打として登場。ブリュワーズ先発のフレディ・ペラルタと対戦し、ファウル2球で簡単に追い込まれたものの、ボールを2球見逃したあと、高めの速球を弾き返し、左翼フェンス下部に直撃する二塁打を放った。秋山の長打は今季初めて。1打数1安打で今季の打率は.241、OPSは.566となっている。

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