ペットボトル圧縮し容量減 エーコープみやざき回収機導入

 エーコープみやざき(宮崎市)は、飲料用ペットボトルを圧縮して容量を減らす「ペットボトル減容回収機」を神宮店(同)に導入した=写真(同社提供)。同社のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環で、九州内スーパーでの導入は初。
 減容回収機は2リットルまでのペットボトルを1分間に10本程度圧縮。容積を3分の1に減らすことが可能で、リサイクル工場に輸送される際の二酸化炭素排出量を7割カットできる。工場でプラスチック原料に加工され、同社店舗で使う食品トレーに生まれ変わる。
 これまで牛乳パックや食品トレーの回収ボックスは各店舗に設置していたが、より身近なペットボトルのリサイクルに取り組もうと導入を決めた。今後は他店舗にも順次導入する予定で、同社は「持続可能な社会の実現に向け、自社でできることから環境保護に取り組んでいく」としている。

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