25日から始まる交流戦の初っぱなの相手は日本シリーズ4連覇中のソフトバンクとの3連戦(バンテリン)。相手打線は12球団トップのチーム打率2割6分4厘と勢いがある。
しかし、中日は打線こそチーム打率2割3分6厘でリーグワースト、18本塁打、115打点、125得点はいずれも12球団ワーストだが、チーム防御率2・84は12球団トップを誇る。
それだけに阿波野コーチは「ピッチングスタッフで頑張って向かっていきたい。パ・リーグといえば打撃という部分があるが、引いて見るのではなく、攻める気持ちでいきたい。昨年は交流戦をやっていない。1年空いて対戦していない分、投手が有利」ともくろんでいる。
守護神のR・マルティネス、ロドリゲスの2投手が五輪予選のため離日した不安要素もあるが、「ライデルが抜けた部分はベンチでやりくりしないといけないので、しっかり考えたい。45試合戦って良い点と悪い点があるが、投手は良い点の方が多いので、すごく頑張ってきた。同じように戦っていきたい」と前向きに話した。