歩み写真で振り返る 海外4都市と横須賀市の交換事業 派遣生徒の声紹介も

横須賀市と海外4姉妹都市との交換学生事業を写真で紹介する展示=コースカベイサイドストアーズ5階

 神奈川県横須賀市が海外の4姉妹都市と続けている交換学生事業の歩みを振り返る展示が、コースカベイサイドストアーズ(同市本町2丁目)で開かれている。高校生による国際交流の取り組みを写真などで紹介している。31日まで。

 姉妹都市は、米コーパスクリスティ市、仏ブレスト市、豪フリマントル市、英メッドウェイ市。横須賀市は友好関係の深化などを目的に、毎年7、8月に高校生を4市に派遣。4市からも高校生を受け入れ、公式行事への参加や生徒によるテーマに沿った調査などを続けている。

 会場では、4市の紹介パネルや2014~19年度の同事業の写真計30枚を展示し、派遣学生の声も紹介。交換学生を目指す生徒らを対象に、OB・OGによる個別相談も実施(事前申込制)している。

 事業は新型コロナウイルスの影響で昨年から2年連続中止となったが、市は「これまでの交換学生の交流の積み重ねで今がある。この先の若い人たちにつなげるためにも展示を見てほしい」と呼び掛けている。

 市とNPO法人横須賀国際交流協会の主催。同施設5階コミュニティルームで、午前10時から午後5時(最終日は同3時)まで。

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