「五輪開催とワクチン接種で頭がいっぱい」菅首相 日本ダービー観戦は “持ち越し”ムード

支持率下げっぱなし

菅義偉首相(72)が、3歳馬の頂点を決める競馬の祭典、第88回日本ダービー(30日=芝2400メートル)に戦後5人目の総理大臣大臣として「来場&観戦するか」が、にわかに注目を集めている。

過去には1958年に岸信介首相、2002年に小泉純一郎首相(79)、07年に安倍晋三首相(66)、09に麻生太郎首相(80)が「内閣総理大臣賞」を授与のために来場している。

菅首相は東京、大阪など9都道府県に緊急事態宣言を発令する中で、東京競馬場を訪れる“度胸”はあるのか。

「菅総理本人が行くと決めれば、ダービー2日前の28日金曜日に発表されるでしょう」(政府関係者)

しかし、菅首相自ら国民に不要不急の外出を控えるよう呼びかける手前、やはり「今回は見送るのではないか」との観測が流れる。

「菅首相は東京五輪パラリンピック開会式には出席する見通しです。そのため国民のワクチン接種のことで頭がいっぱいの様子だと伝えられます。ダービー観戦の余裕が今の菅首相には見られません」(自民党関係者)

戦後5人目のダービー観戦は来年以降に持ち越しムードだが、果たして来年まで政権は持つのか――。

© 株式会社東京スポーツ新聞社