過去15年で交流戦を8度制しているソフトバンクは、開幕カードの中日戦(バンテリン)に0―2の完封負け。相手先発・柳に7回まで手玉にとられての完敗だった。
終わってみれば初回の栗原、柳田の連打が数少ない見せ場らしいシーンだった。セ・リーグ防御率1位右腕の本領を許しての敗戦に、工藤公康監督(58)は「打てない日もある。割り切って、また明日」と切り替えを強調した。
「コントロールが良かったし、たまに来るチェンジアップも良かった。だから防御率1点台の投手なんでしょうねぇ」と脱帽。「打てない時は相手を褒めるしかない」と、最後まで柳をたたえた。