【25日】変異株疑い100% 長崎県内 直近1週間のコロナ感染経路不明者

 長崎県は25日、直近1週間の新型コロナウイルス感染者に実施したスクリーニング検査で、従来型より感染力の高い変異株疑いが100%だったと発表した。
 17~23日に確認された感染者89人のうち、感染経路不明者など23人を検査。18人に変異株疑いがあり、5人は「判定不能」だった。県内ではこれまでに計806人を対象に検査し、85%の673人に疑いがあった。変異株と確定したのは、前週から変わらず英国由来の103人。562人の検体は国立感染症研究所で変異株かどうか検査している。
 県は同日、医療従事者向けの優先接種の進捗(しんちょく)状況についても公表した。1回目の接種に関しては、23日時点で85.4%。2回目の接種の進捗率は61.6%。
 23日までの1週間で接種後に副反応疑いの症状があったのは56人(男性4、女性52)。いずれも入院の必要はなかった。

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