日本代表FW大迫勇也(31=ブレーメン)が26日にオンラインで取材に応じ、今後の去就について語った。
今季は所属のブレーメンが低迷した2部に降格。奮闘むなしく無念の結果となったが「残念だったけど、そこはしっかりリセットできた。もう終わったことなのでしっかり切り替えないといけない」と現在は代表活動に集中している。
クラブが2部に降格したことで今後の去就に注目が集まる。「しっかりFWで出られるところを。そこだけ、自分の求めるところは。しっかりFWとして1年間試合に出たいし、やっぱり僕はそこで評価されるべき選手なので」とブレーメンでは中盤など様々なポジションで起用されたこともあり、本来のポジションである最前線で評価してくれるチームを探す構えだ。
Jリーグへの復帰も取りざたされるが「どうですかね。分からない、自分でも」と含みを持たせつつ「でもしっかり欧州でFWで使ってくれるチームを探すのが第一。そこが一番自信を持っているポジションなので、そこを目指していきたい」と欧州でのプレーを優先する方針を示した。
代表では不動の1トップとして大きな期待がかかる。カタールW杯はもう来年に迫っているが「大事なのは今じゃない。W杯のときにどれだけ相手と戦えるか。W杯のときにしっかり世界に勝ち切れる力をつけていかないといけない」とエースらしく現在の森保ジャパンを冷静に見つめている。大迫の去就は森保ジャパンにも大きく影響するだけに、今後の動向が気になるところだ。