カタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(28日、フクアリ)に臨む日本代表DF冨安健洋(22=ボローニャ)が26日、オンラインで取材に応じ、苦悩の胸中を打ち明けた。
チームの主力として戦ったイタリアでの今シーズンを振り返って「良いシーズンではなかったと思います。1年目もでしたけど、難しいシーズンだった思います。チームの順位は妥当かなと思います」と話した。
その理由は自身の持ち味とチーム戦術のギャップだとし「コーチにも相談して『自分のやりやすい感じでやればいい』とアドバイスをもらい、そこから重く考え過ぎることなくやれたと思います。でも最後まで感覚というか、頭の中がすっきりした状態ではなかった」と話していた。
その一方、今季はセンターバックや右サイドバックに加えて左サイドバックでもプレー。冨安は「ポジションにこだわりはないですし(固定されないことも)ポジティブに捉えている」とし、得意なポジションについては「どこでやるにしても変わらないですね。MFでも、FWでも出ますし…」と器用さをアピールしていた。
冨安は東京五輪を見据えるU―24代表にも選出されているが「五輪までに良いチームになれるか。金メダルを目指すと森保さんも言っているし、僕らもその気持ちを持っているので良いチームをつくりたい」と誓っていた。