秋山の好投キラリ 阪神がロッテ相手に交流戦初勝利! 矢野監督「安心して見ていられた」

4勝目をあげた秋山

先発好投で交流戦初勝利――。26日、阪神はロッテに3―2と競り勝ち、交流戦初勝利を飾った。

立役者は先発・秋山拓巳(30)だ。「昨日の負け方が嫌だった。その流れにならないように、絶対に勝つという気持ちを持って投げました」と、終盤に逆転負けを食らった前夜の流れを自らの投球で断ち切って見せた。初回から抜群の制球力で7回までロッテ打線をわずか1安打。さらにこの日の秋山は、打席でも貢献。9番打者として3回、5回と「あまりうまくないので、毎日練習している」と話す犠打を決め、その走者が本塁に生還するなど、投打で好投のリズムを作った。

試合後の矢野監督も「力もキレもあったし、緩急や両サイド、高さを意識して、安心して見ていられた」と右腕の好投に賛辞を贈った。8回に1点を失ったものの、3安打無四球の106球。4月30日の広島戦以来、約1か月ぶりの3勝目をあげた。

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