直江津港のにぎやかしに 五つのアイデア提案 直江津小5年生

 上越市立直江津小(長谷川明寿校長)の5年生19人は26日、同市港町1の直江津港佐渡汽船ターミナルに「にぎやかしアイデア」を設置した。スタンプや記念撮影用のフォトスポットなど五つのアイテムが設置され、ターミナルを訪れた人が自由に楽しめるようになっている。

 5年生は本年度、総合学習で直江津港と港が育んだ街をテーマに調べており、前回は4月29日に就航したジェットフォイル「ぎんが」のセレモニーに合わせてターミナルの売店前にパネルを、乗船時に通る回廊にクイズを展示した。

 今回は5班に分かれて港で楽しめることを考え、製作して持ち込んだ。アイテムはポスター、マゼランペンギンの顔出しフォトスポット、「ぎんが」の折り紙、塗り絵、オリジナルのスタンプで、訪れて人が利用しやすい場所を考えて設置した。また前回、回廊に展示したクイズはラミネート加工した丈夫なものに取り換えた。

班ごとに考えたアイデアを発表した。写真はマゼランペンギンの記念撮影用フォトスポット

 児童はそれぞれのアイデアや楽しみ方を説明。佐渡汽船の菅井政義営業係長は「子どもたちの展示があると、たくさんの人が見てにぎやかになると思う。これからも学習を通して直江津のいいところを見つけてください」と話した。フォトスポット班の山川琉愛さんは「色を塗るのが大変だったけど、うまくできた。写真を撮って楽しんで使ってほしい」と話した。

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