スポーツ「週1回以上」45% 全国平均大きく下回る

長崎県、改善へアイデア募集

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成人の週1回以上のスポーツ実施率

 長崎県内の20代~70代の男女が週1回以上スポーツをする割合は45.5%にとどまっていることが、県が2020年度に実施したインターネットの調査で明らかになった。スポーツ庁による全国調査の平均59.9%を大きく下回っており、県は県民にスポーツを習慣にしてもらうためのアイデアを募集している。
 県の調査は20年10月、インターネットを通じて実施。15~86歳の千人が回答し、うち20~70代の957人について分析した。それによると、働き盛りの40代が最も低く32.3%。30代も37.9%にとどまり、50代44.7%、20代46.4%、60代52.7%、70代62%だった。
 スポーツをできない理由は全体で「面倒くさい」がトップ。30、40代では「仕事や家事が忙しい」が最多だった。「子どもに手がかかる」は男性の2.4%に対し女性は2倍以上の6.6%。女性の週1回スポーツ実施率は41%で男性の50.3%を10ポイント弱下回った。
 県によると、16年時点で県民の健康寿命(日常生活に制限のない期間の平均)も男性は71.83年で全国30位、女性は74.71年で28位で、いずれも全国平均より低いという。
 こうした状況を改善しようと県は県民のスポーツ実施率向上につながるアイデアを募集。▽ビジネスパーソン▽女性▽子ども▽高齢者▽障がい者▽その他-から対象を選び、事業費上限200万円、3年以内で実施できる施策について具体的な効果を明示して応募する。書類選考を通過した3点の応募者によるプレゼンテーションの後、最優秀賞1点(賞金10万円)、優秀賞2点(同5万円)を決める。
 応募資格は県内に居住または通勤通学している個人やグループ。締め切りは6月25日。施策のアイデアは電子メールまたはファクスで長崎県スポーツ振興課に送る。募集要領や応募用紙は同課のホームページに掲載。問い合わせは同課(電095.895.2781)。