ACミラン・イブラヒモビッチに罰金665万円。UEFAの倫理規定違反

吠えるイブラヒモビッチ(ロイター)

欧州サッカー連盟(UEFA)は26日、イタリア1部ACミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(39)に罰金5万ユーロ(約665万円)を科すと発表した。所属クラブにも2万5000ユーロ(約333万円)の罰金を科した。

イブラヒモビッチが株式の10%を所有する「ゲームデイググループPLC」が、マルタに本拠地を置くスポーツベッティング会社「Bethard」の株主だったことが判明。選手がベッティング会社と金銭的な利害関係を持つことを禁止している国際サッカー連盟(FIFA)の倫理規定に違反しているとし、4月からUEFAが調査を行っていた。

疑惑が浮上していたイブラヒモビッチには、罰金とともに「最大で3年間の出場停止」の処分が下される可能性も指摘されていた。

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