希釈を誤り7人分のコロナワクチン廃棄 佐世保市

 長崎県佐世保市は27日、65歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの集団接種で希釈ミスなどがあり、計7人分を廃棄したと発表した。
 市によると、ミスがあったのは26日。ワクチンを生理食塩水で希釈する際、誤って既に希釈している1瓶(6回分)を再度希釈した。また、薬液を注射器に充塡(じゅうてん)した後、針が曲がり、1回分を廃棄した。希釈ミスを防ぐため、1人で行っていた希釈作業と注射器に充塡する作業を分担して行うよう改めた。
 26日は5会場で計1799人が接種。このうち30人がキャンセルなどし、保育所や幼稚園の職員、市職員に接種した。


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